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びんねんニュース vol.19


撚糸の工程:入荷

毎月、びんねんニュースを読んで頂きありがとうございます。

今回は、“入荷”についての話しとなります。


撚糸依頼を頂いた糸(原糸)が入荷すると、品名や数量、ロットの確認等を行います。

ロットが異なっていれば、基本的にはロット区分をして、染色ムラになるのを未然に防ぐよう対応しております。

余談になりますが、10年程前は、入荷する原糸のほとんどが国内で製造されていましたが、今では、半分以上が海外で紡績された輸入糸となっています。

ベトナムやインドネシア、タイなど様々な国で糸が作られています。これも時代の流れですね。

寂しい気持ちもありますが、考え方を変えれば、顔こそ合わせていませんが世界の人々が“糸”を媒介としてつながっているとも解釈出来るし、その方が楽しく糸と触れ合う事が出来ると思います。


2018年12月発行

びんねんニュースは、備後撚糸株式会社の様々な出来事をお伝えする愛情のつまった情報誌です(笑)。
※内容につきましては、発行年月日時点での情報となりますので、ご了承ください。